認定看護管理者教育課程 ファーストレベル
教育目的
看護専門職として必要な管理に関する基礎知識・技術・態度を習得する。
到達目標
- ヘルスケアシステムの構造と現状を理解できる。
- 組織的看護サービス提供上の諸問題を客観的に分析できる
- 看護管理者の役割と活動を理解し、これからの看護管理者のあり方を考察できる
認定看護管理者教育課程カリキュラム 総時間数105時間
教 科 目 | 単 元 | 教育内容 | 時間数 |
---|---|---|---|
ヘルスケアシステム論Ⅰ | 社会保障制度概論 | ・社会保障制度の体系 ・社会保障の関連法規 | 15 |
保健医療福祉サービスの提供体制 | ・保健医療福祉制度の体系 ・地域包括ケアシステム 地域共生社会 | ||
ヘルスケアサービスにおける看護の役割 | ・看看連携 ・地域連携における看護職の役割 ・保健医療福祉関連職種の理解 ・看護の社会的責務と業務基準 看護関連法規 倫理綱領・看護業務基準 | ||
組織管理論Ⅰ | 組織マネジメント概論 | ・組織マネジメントに関する基礎知識 ・看護管理の基礎知識 | 15 |
看護実践における倫理 | ・看護実践における倫理的課題 ・倫理的意思決定への支援 | ||
人材管理Ⅰ | 労務管理の基礎知識 | ・労働法規 ・就業規則 ・健康管理(メンタルヘルス) ・雇用形態・勤務体制 ・ワークライフバランス ・ハラスメント防止 | 30 |
看護チームマネジメント | ・チームマネジメント ・看護ケア提供方式 ・リーダーシップとメンバーシップ ・コミュニケーション ・ファシリテーション ・准看護師への指示と業務 ・看護補助者の活用 | ||
人材育成の基礎理論 | ・成人学習の原理 ・役割理論 ・動機づけ理論 ・人材育成の方法 | ||
資源管理Ⅰ | 経営資源と管理の基礎知識 | ・診療・介護報酬制度の理解 ・経営指標の理解 ・看護活動の経済的効果 | 15 |
看護実践における情報管理 | ・医療・看護情報の種類と特徴 ・情報管理における倫理的課題 (情報リテラシー) | ||
質管理Ⅰ | 看護サービスの質管理 | ・サービスの基本概念 ・看護サービスの質評価と改善 ・看護サービスの安全管理 ・看護サービスと記録 | 15 |
統合演習Ⅰ | 演習 | ・学習内容をふまえ受講者が取り組む課題を明確にし、対応策を立案する | 15 |
ファーストレベル応募者選考基準の考え方
認定看護管理者教育課程教育運営委員会で審議の上決定する
1. 受講要件を満たしていること
2. 提出書類の審査で不備がないこと
3. 「受講動機」の内容
※「受講動機」については、下記の基準で選考する
1)受講動機・意欲が明確であること
2)自己の立ち位置において、課題が明確であり果たすべき役割を認識していること
3)文字数が守られ文章が明確でわかりやすく、誤字・脱字がないこと
★応募者が募集定員を超える場合の基準
1. 定員の1割増しまで受講許可とする
2.受講申込者数が1.の範囲を超えた場合は、下記の方法で選考する
優先順位
1)兵庫県看護協会会員
2)職位が高い者
3)同一施設で複数名の受講申込がある場合、組織の記載している優先順位に準ずる
4)病院以外の施設(診療所、訪問看護、高齢者向け施設等)を考慮する
5)職位歴が長い者
各種様式
事前課題や課題等の様式を掲載しています。必要時に、ダウンロードしてご使用ください。
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