認定看護管理者教育課程
教育目的
- 多様なヘルスケアニーズをもつ個人、家族、地域住民及び社会に対して、質の高い組織的看護サービスを提供するために必要な知識・技術・態度を習得する。
到達目標
1.保健医療福祉の政策動向を理解し、それらが看護管理に与える影響を考えることができる。
2.社会が求めるヘルスケアサービスを提供するために、看護現場の現状を分析し、データ化して提示することができる。
3.経営管理の視点に立ったマネジメントが展開できる。
教科目 | 単 元 | 教育内容 | 時間数 |
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ヘルスケアシステム論Ⅲ | 社会保障制度・政策の動向 | ・社会保障の将来ビジョン ・グローバルな視点から見た保健医療福祉 WHOの活動、国連SDGs等 | 30 |
看護制度・政策の動向 | ・看護制度の変遷と政策 ・看護政策に関する審議会・検討会 ・制度変化に伴う看護管理への影響と対応 ・看護戦略とパワーの活用 ・職能団体による政策への影響力 | ||
ヘルスケアサービスの創造 | ・ヘルスケアサービスのマーケティング ・社会的企業(ソーシャルエンタープライズ) ・NGO.NPOのヘルスケアサービス ・地域連携を基盤としたヘルスケアサービス ・在宅におけるヘルスケアサービス ・ヘルスケアサービスのシステム構築 ・看護事業の開発と起業 ・テクノロジーの活用 | ||
組織管理論Ⅲ | 組織デザインと組織運営 | ・組織のデザイン ・組織間ネットワークのデザイン ・地域連携ネットワークのデザイン ・ダイバーシティ ・組織運営に必要な能力 ・経営者に求められる役割と必要な能力 ・組織戦略とパワーの活用 ・経営者としての成長と熟練 | 30 |
組織における倫理 | ・組織における倫理的課題 ・倫理的課題に対する組織的対応 | ||
人材管理Ⅲ | 社会システムと労務管理 | ・賃金制度 ・人事考課 ・能力評価のためのシステムの構築 ・労働関係法規の最新の動向 ・建設的な労使関係の構築 ・人材フローのマネジメント ・ハラスメントの組織的対応 | 15 |
看護管理者の育成 | ・看護管理者の能力開発、活用 | ||
資源管理Ⅲ | 経営戦略 | ・医療経営の特徴と課題 ・医療施設、介護福祉施設、訪問看護ステーション等の経営の特徴と課題 ・戦略策定 | 30 |
財務管理 | ・財務会計 ・管理会計 ・賃金管理 | ||
組織的情報管理 | ・関連法規の遵守 ・地域における情報共有・活用 | ||
質管理Ⅲ | 経営と質管理 | ・ガバナンスとアカンタビリティ ・医療・看護の質とデータ活用 ・第三者評価 | 30 |
組織の安全管理 | ・安全文化の醸成 ・医療事故防止のための組織的対策 ・危機管理 | ||
統合演習Ⅲ | 演習 | ・学習内容を踏まえ、受講者自身が演習内容を企画し実施する。 例1:自組織について分析し、組織の改善計画を立案する。または、トップとして組織を分析し改善計画を立案する。 例2:保健医療福祉組織や看護の現状について、保健医療福祉に関する統計データを分析し、保健医療福祉サービス提供体制の改革ビジョンを策定する。 例3:保健医療福祉に関する政策提言を行う。 | 45 |
実習 | ・経営の実際を学ぶための実習を受講者自身が企画し実施する。 シャドウイング等 |
総時間 180時間
各種様式
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