つなぐ、つながる看護の実現に向けて


会長 丸山 美津子

令和5年度兵庫県看護協会総会並びに理事会で承認され、成田前会長の後を引き継ぐことになりました丸山美津子と申します。理事をはじめ会員の皆さまのご支援とご協力を仰ぎ、微力ながら職責を果たしていく所存ですので、どうぞご指導ご鞭撻を賜りますようよろしくお願い致します。
会員の皆さまにおかれましては、日頃より看護協会の事業にご支援・ご協力を賜り心から感謝申し上げます。
新型コロナウイルス感染とのとの闘いは3年以上に及びます。この間の皆さまのご努力、苦悩・苦難は言葉に言い尽くせないものがあります、改めて感謝申し上げます。新型コロナウイルス感染症対策に翻弄されながらも、刻々と変化する感染の様相に柔軟に対応する力やチーム力、地域の看護職間の連携が太く強くなる機会ともなりました。所属する医療機関を超えた連携と県民の皆さまの健康維持のため最前線で活動されたことは、看護職としての自己確信を高め、自信と誇りをもたらしてくれたと思います。
兵庫県看護協会は2040年の少子・超高齢化社会に向けて、令和2年度から「時空を超えて創造する、つなぐ・つながる看護」を将来ビジョンとして掲げ、「県民の誰もが自らの生き方を選択でき、どんな状況であっても心から幸せを実感できる生き方を支える看護」を目指しています。そのために何ができるのか、何をなすべきかを一人ひとりが考え具現化を目指さなければなりません。
逞しく成長し続ける皆さまの英知を結集し、保健・医療・福祉の未来に向けて、看護の創出を着実にすすめていけるよう微力ながら力を尽くしたいと思います。
本会が公益社団法人として社会的役割を果たし、県民の皆さまから信頼される職能団体であるためには会員一人ひとりが自律した看護専門職者としての責務を果たし、看護の専門性と固有の価値を発揮することが重要です。そのためにも、まずは皆さまが元気で・明るく・楽しく、看護の仕事に取り組めるようお手伝いをしたいと思います。そして、皆さまの声を政策に反映できるよう関係機関・関連団体と協働していきたいと思います。
今後も、看護協会活動のご支援・ご協力をよろしくお願い致します。